1万円札でお釣り？！売れてるお手頃ゴルフレーザー距離計３機種を徹底比較！！本当のお買い得は？GOLFBUDDY LASER lite２、TecTecTec Light、GOGOGO SPORT VPRO GS24

今日は、ネットショッピングで売れているお手頃価格、1万円前後の人気レーザー距離計の３機種、GOLFBUDDY LASER lite２、TecTecTec Light、GOGOGO SPORT VPRO GS24をゴルフ場でラウンドしながら、徹底的に比較していきます。

今回も友人のPLAYER 1に同伴プレーしてもらい、お互いに使用感や感想を語っていきます。

PLAYER 1さんよろしく！

そう、GOGOGOは8500円、TecTecTec Lightは9999円と1万円を切る価格です。お手頃さが人気の商品ですが、計測できなかったり、使いにくかったりだったら無駄使いになってしまいますよね。安い理由や使い心地をしっかりラウンドプレーして、レポートしましょう！

まず、大きさと重さだけど、GOLFBUDDY LASER lite２は95 x77 x36.4 mm、140gと標準的なサイズで少し軽め、TecTecTec Lightは95.5×41.5×77.5mm、158gとほぼ同じくらい、GOGOGO SPORT VPRO GS24は、123×43×80 mm、176gなので、前の２機種に比べると大型サイズ、重さは少し重い程度だね。

どれも低価格モデルだけあって、高級感とか質感とかはちょっと期待できないね。プラスチックのシンプルなボディで、コスト重視のデザインと言えるかな。

TecTecTec Lightは、モード切り替えボタンがボディの側面に付いていて押し間違いがなくて良さそう。それと、ルール適合かどうかがわかるLEDライトもボディ横にあるね。ただ、ルール不適合（直線距離モード）の時に、緑色になるので少し混乱するね。ルール不適合の時は赤、ルール適合は緑（青）が直感的にはいいと思うんだけど、ルール適合時は消灯してしまうんだよね。

まず、GOLFBUDDYは韓国のブランドだよ。GOLFZONという韓国企業はGOLFBUDDYの他に、CADDYTALK（キャディトーク）というブランドも提供している他、シミュレーションゴルフなどもラインナップしていて実績は豊富。日本にも東京、大阪にオフィスがある。

TecTecTecは、アメリカアマゾンで販売実績のある製品を日本のゴルフ部品卸会社の株式会社渡辺製作所が輸入販売。

GOGOGO SPORTは中国のブランドなのだが、販売者情報が明記されず、日本の連絡先もない。サポートを考えると不安だよね。

そうかもしれないね。

次は機能面を比べていこう。基本的に３機種とも低価格が売りなので、高価格モデルのような機能はほとんどなく、シンプル機能が特徴だね。

GOLFBUDDY LASER lite２は、独自の機能として、パッティング距離計測機能をうたっている。一般的なゴルフレーザー距離計は長距離計測を重視しているから、５〜１０m以内は計測できない。GOLFBUDDY LASER lite２は、２mから計測できるから、パッティングにも対応しているということだけど、実際に練習グリーンで使ってみよう。

そうだね。この機能は使えないかな、、、

GOLFBUDDY LASER lite２は計測スピード０.２秒ということだけど確かに計測結果はすぐに表示されていいね。

次はTecTecTec Lightだけど、低価格モデルとしては珍しい赤色LCDのファインダー表示。それと充電式バッテリー。

充電式は電池交換がしなくていいのがメリットだけど、電池が交換できないので電池の寿命がきたらレーザー距離計自体が使えなくなってしまうのが気になるところ。スマホ同様、充電式電池はどうしても劣化するからね。

最後にGOGOGO VPRO GS24の機能だけど、最低限の機能のみだね。あえて言うとスピード計測機能というゴルフには無関係な機能が付いている。スイングスピードやボールスピードを測るのではなく走っている車のスピードを測れるらしいがこんな機能は使い道が不明。

同感だね。

ついでに言うと、３機種とも有名ブランドの上位モデルに比べると、明らかにレンズが黄色くくすんで見える。少し暗いね。これは低価格なので、低品質な光学部品を使用しているからだろうね。

さらに、GOLFBUDDY LASER lite２とTecTecTec Lightは、ファインダーとは反対側のレンズが３つあるタイプだね。これも低価格モデルの特徴。

ある程度大きな対象物に向けては一発で計測できるけど、とても細いピンフラッグを計測するのは難しい。ある程度の価格の高性能モデルだと、細いピンフラッグでも一発で計測できるけど、低価格モデルは計測に時間がかかったり、計測できない時もあるね。

これは、最大計測距離が短い低性能の計測システムのせいだね。高性能のレーザー距離計は最大計測距離が1300ヤード以上のものが多いのに対して、この３機種は、GOLFBUDDY LASER lite２が880ヤード、TecTecTec Lightが770ヤード、GOGOGO SPORT VPRO GS24が650ヤードとどれも最大計測距離が短い。無風の時にピンフラッグ計測は最大計測距離の１／５程度、フラッグがはためいた時で１／４〜１／３程度と言われるので、この性能だと、150ヤードくらいからピンフラッグ計測が難しくなるんだ。

そうだね。ある程度の経験があると、見た目やヤード杭やキャディの意見などを参考に、およその距離がわかるから、背景までを測ってしまっていることに気づくけど、初級者は表示した計測数値を信じてしまうよね。

まあ、これが低価格レーザー距離計の一番のポイントだね。スピーディに正確に計測したいなら、予算を伸ばして、最大計測距離の長い製品を選ぶ方がいいかもね。計測しやすいさは、2万円以上の売れているレーザー距離計とは大きく差があるなというのが実感だね。