充電式レーザー距離計のメリット、デメリット

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なぜレーザー距離計は電池交換式が多い

最近、充電式のレーザー距離計のものも販売されているが、レーザー距離計はなぜ電池交換式が多いのか?それは、レーザー距離計の電池消耗量が極めて少ないから。

同じ距離計でもGPS距離計は、電池消耗が早い。なぜなら、(1)常にGPS電波を拾い、位置情報を取得していること、(2)大きなモニターに表示する からだ。時計型のGPSなどモニターが小さいものは消費電力も少なめだが、(1)についての電池消耗は避けられないため、電池交換式ではしょっちゅう電池交換しないといけないため、経済的でないので、ほとんどのGPS距離計は充電式である。

一方、レーザー距離計は、ファインダー内の極小のLCDやOLEDを短時間表示するだけであり、レーザー照射も省電力のため、電池消耗がとても少ない。一般的にCR2というリチウム電池を使用するが、電池1つで数千回から数万回計測できるため、よっぽどのヘビーユーザーでない限り、電池交換は数年に1度で済む。このため、レーザー距離計は充電式より電池交換式の方が一般的だ。

充電式レーザー距離計のメリットは

スマートフォンの普及とその他の小型電気製品と充電器を共通利用することが日常的になったため、充電式レーザー距離計のほとんどは、充電器を付属せずに、コードのみを付属する。専用の充電器を必要としないため、コスト的にもスペース的にも充電式が実用的になった。レーザー距離計はもともと電気消耗が少ないため、一度の充電で数千回以上計測できるので、GPS距離計のように、ラウンド中に電池切れを心配しないで済む。電池交換式の場合、CR2(リチウム電池)を採用している場合が多く1個250円〜500円程度の電池代が充電式には不要。

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充電式レーザー距離計のデメリットは

充電式レーザー距離計の電池(バッテリー)は、スマートフォンなどと同じリチウムイオン電池。リチウムイオン電池は、使用頻度や使用期間によって、充電容量が劣化、いずれ寿命がくる。レーザー距離計自体は故障しなくても、電池寿命によって使用できなくなる可能性がある(充電バッテリの交換サービスは各社ともに受け付けていない)。低価格モデルなら数年使えれば問題ないかもしれないが、高価格モデルの場合は電池寿命で使用できなくなるのは受け入れにくいのでは。

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